1/200 重巡洋艦 「青葉」 (あをば) 製作開始 2015−1 完成 2015-5-1
軍艦メカニズム図鑑「日本の巡洋艦」から 「青葉」と同型の「古鷹」の正面船図を使い改装後のバルジ形状に修正した線図を使いました 古鷹型の特徴の「波型船体」
(艦橋と後部主砲付近で2箇所甲板が折り曲がっている)にも注意して製作しましたが 目視では良くわからない程度です
「青葉」の資料を探しながら判明した所から 製作していきます
いつものとおり 正面線図をコピーし3mm厚ベニヤ板に貼り付ける 切り出した肋骨を竜骨に乗せてみる
船首のブロック (10mm厚のアガチス材) 船型が見えてきた 撮影 2015−1−14
バルジは一枚板を貼り付け 断面ゲージを作り 船型に間違いないか確認
煙突ブロックを作る 主砲塔をブロックで作る 艦橋部分はプラバンで製作 高角砲を木型を作って量産する
青葉 のシルエット(波型船体はあまり良くわからない) 出来上がった部品を仮置き カタパルトを 製作 高角砲座を0.5mm厚プラバンで製作
魚雷搬送用デリックを作る 艦橋の製作 煙突を加工 艦橋をプラサフで下塗り
主砲身をアルミパイプで製作 前櫓を真鍮線で製作 船体の仕上げ プラサフを吹く
艦橋周りの細部が完成 (下塗り状態) 主砲のシールドに継ぎ目を表現する 撮影 2015−2−6 魚雷発射管を製作(発射管は紙製)
側面に舷外電路、汚水捨て管、予備魚雷格納庫、高角砲を製作 スリップ止めを製作 スリップ止めを貼る 22号電波探知機の電磁ホーンをアルミフォイールで製作
撮影2015-2-11 22号電探完成 船首のアンカーチェーンを製作(スタッドは省略) 内火艇を作る 高角砲に梯子をつける (内火艇の甲板はパソコンで印刷した紙を張って作る) 撮影2015-2-27
魚雷運搬デリックを真鍮線で作る 21号電探を取り付ける 高角砲を仮置き 12m内火艇の幌枠を作る
内火艇を作る キャビンは透明プラ板 1番 2番主砲 と 通船(櫓で漕ぐ和船 陸上基地で使う時は伝馬船と呼んだ) リノリュウム止め をいつものマイラップテープで製作 スクリューを製作
カタパルト(呉式2号5型)はプラ板で製作 12m内火ランチの キャンバスを和紙で製作 後部甲板加工完了 後部マストに13号電探を取り付け
艦橋を塗装 遮風装置は航海中艦橋が受ける風圧を上方に誘導してエアーカーテンを作る装置 撮影 2015-3-6 煙突を塗装
船体の塗装準備 装甲板の厚みをマスキングテープで表現する 予備魚雷格納所 110cm探照灯 を作る
連装機銃と弾薬箱を量産 リノリュウム甲板の仕上げ 手前は「浦波」の船体 主要部品完成 機銃は まだ未塗装
撮影 2015-3-17 船尾のドラム缶状は発煙器(煙幕発生器) スクリューが少々雑な作り!
距離儀は未固定 前部 110cm探照 後部 110cm探照灯と未塗装の3連装機銃 銃側弾薬包筺(弾薬箱)は機銃1機あたり2個設置する
後部マストに艦尾信号灯(上から 緑 赤 白 赤 左右は緑)後続艦に作戦内容を伝えるもの 双眼望遠鏡は用途により 水平見張用と 対空見張用(高角双眼望遠鏡)に分かれ 対物レンズの直径で6cm〜15cmのものがあった
11m内火艇 12m内火ランチ(輸送力は110名)に防舷材(太いたこ糸を使った)を取り付け甲板に固定
海軍では飛行機を目標に射撃する大砲を高角砲と呼んだ 45口径10年式12cm単装高角砲 仰角75度 射程20500m
主砲は50口径3年式U号20cm砲(E2型砲塔) 距離儀には精度を確保するため防熱覆を取り付けていた
後部マストの右舷に緑色の円形 左舷に赤色の角型の表識板を吊り下げたものは 舵柄信号(後続艦に転舵の状況を知らせるもの)
艦載艇 には艦名を表記した名板をつけ 艦名は「旧かな使いのカタカナ」で右から左に 文字を白色(模型の色は間違い)で表記する
昭和15年(観艦式終了後)全艦艇の艦名は軍艦色で塗りつぶした カッターの艦名も 2/4(4番隊2番艦)のような記号にして 艦名表示を廃止した
kkベストセラーズ 海軍艦艇史2 福井静夫
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