ALL JAコンテスト参加日記

  

日時:平成10月4月28日21:00〜29日21:00

参加部門:電信電話シングルオペ50MHz

運用場所:長野県木曽郡王滝村御嶽山

場所の選定

  

 4月28日は普通の日、仕事があるため終わってから参加するとなると、近場か自宅での参加となる。おまけに29日は休日だが、21時に終了となるとなおさらだ。

 休暇はたっぷり余っているし、両日は特別な仕事も入ってない、休暇届をさっと出して場所選定にはいる。どうせたっぷり時間はとれることであるし、なるべく条件の良い場所ということになると、昨年6m&downとフィールドデーで行った御嶽山に決定した。

出発

  

 車に機材を積み込んで自宅の多治見市を出発したのが、朝の10時頃である。市内のスーパーで3日分の食糧仕入れて19号線をひた走る。

 中津川を通過して日義村あたりで丁度昼になったため、FBな店を物色しながら走ると、開店したばかりの感じのいい店を見つけた。白身魚フライ定食を食べ、開店祝いの、小銭入れをいただき現地まで直行する。 

  

準備

 田の原への道路は、昨年より無料になっていた。6m&Downとフィールドデーで運用した場所は誰もいない、頂上付近の1等地はいつも地元のコンテスターの方が1週間前より住み込みで陣取っている。一応挨拶をと思い、いつもの場所を横目に見ながら行ってみるとなんと誰もいないではないか。早速アンテナを設営したのは言うまでもない。

 アンテナは、20年ほど使用しているクリエイト50MHz6eleをフジインダストリーのタイヤ踏みポールで8mまで上げる。ステーを張るのが難しい環境であるため、やむを得ずノンステーで行くことにした。ここは、夜間風強く当たることで有名な場所であるが、天候は良いようであるので、天に祈ることにした。 

 さて、21時までは暇であるので、50MHzで飛びの確認である。ここで、あまりQSOしてしまうと、お呼びがかからなくなる。そうこうしている時、松本ナンバーの車が横付けして止まった。アンテナがついている。が、いつものコンテスターではない。どうも、いつもの方が来ないことを聞いて、安心してゆっくり上がってきたらしい。しばしアイボールして、別のポイントへ移動された。

6エリアがGWで  

 さすがに1等地である。CQの呼び出しにとぎれることがない。

 北は7から南は6まで、グランドウエーブでつながる。はじめ、6エリアが弱いながらも読んでくるので、Esの始まりかなと思っていたが、どうも入感の仕方が、スキャッターやEsとは違う。 

    

    

快適な新ルール

 電信もZlogの最新バージョンをインストールしてきたので、快適である。コンテスト番号が短く、電力表示がアルファベット1文字となったので、非常に楽である。3桁撮るだけであるので、どんなに高速キーングしてきてもミスする事はまずあり得ない。

  

目標を上回るペース

 目標は、昨年フィールドデーが342局であるので、強気で400局を設定した。ところが、初日3時間で280局を突破した。このまま30秒ペースで1局夜中の3時まで呼ばれたが、余裕を感じたので、しばし仮眠を取ることにした。

しまった!寝過ぎた!

   

 朝目覚めると、7時を過ぎていた。しまった、寝過ぎた。が、おもむろにみそ汁とコーヒー用の湯を沸かしてRIGのスイッチを入れると、当然ながらバンド内は出る隙間もなくにぎやかである。食事をとりながらSSB−CW、CQ−呼びに回る、を繰り返えす。

 さすがに、これだけ局数を伸ばすとペースは落ちてくる。しかし、1局2分ペースでコンタクト出来ている。仮眠の2時間は取り返せないが、この調子ならなかなかいいペースである。

満足な結果

   

 さすがに24時間の運用はきついが、4時間も寝てしまっているので、さほどの倦怠感はない。20時59分ZLOGの画面は、669局41マルチ27,429点をはじき出していた。正直言って、こんなに交信できるとは思っても見なかった。

 やはり、コンテストは場所が第一であるとつくづく感じた。

明日は休み

  

 次の日も休暇が出してある。今日は、ここでゆっくり寝ることにして、翌朝ゆっくり撤収にかかり、帰路に着くことにする。

 久しぶりにゆっくりコンテストに参加できた。いつもは、なかなか思うときに仕事が入ってゆっくり参加できないのだが・・・・。