平成11年9月19日(日)御殿場市の陸上自衛隊東富士演習場にて、フォックステーリング オールジャパン チャンピオンシップ大会が開催されました。FOXテーリングというのはARDFと同じものですが、開催団体のFOXテーリング協会がこの様にネーミングしているのです。 | |
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集合場所は自衛隊駐屯地ということで、正門をくぐるとき厳重なチェックがあると予想していましたが、FOXテーリング参加と告げるとノーチェックで基地内に入ることが出来、ちょっと拍子抜けの感じです。 受付では、ゼッケン、パンフレット、FOXカード等の競技グッズのほか、オリジナルTシャツ、キーホルダそしてマスコットシールなどが配布された。しかも、昼食付きで会費2000円はどうみても安い。5000円会費のJARL主催でも、こういうことは考えられない。 この大会の特徴は、自衛隊が協賛しているということです。審判員やスタッフは自衛隊員が担当し、仕事として競技を運営しているようです。 |
競技場所への移動は、自衛隊の兵員輸送トラックが使用されました。選手が乗り込むと直ぐに目張りがされ、競技会場までは外の様子をうかがうことはできません。これは、いうまでもなくスタート位置が地図上のどこであるかを悟られないための処置といえる。しかし、初めて兵員輸送トラックに乗ったのですが、バネが固いのか車輪の振動がもろに伝わってきて、お世辞にも乗り心地がよいとはいえません。 15分ほど走ると、トラックが停車して幌があけられ、眼下には人間の背丈より高いススキが生い茂る、一面の荒野が広がっていました。競技エリアは自衛隊の演習場のようで、目印となる建物や山は全くありません。しかし、幸運にも富士山が見えるので方向の目安にはなりそうです。 | |||
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スタート位置で地図が渡されるが、この大会の特徴は地図上にスタート位置とゴール位置の記入がないということです。今回のように、競技場の目標物がないような場合は、まず自分の置かれた場所を特定することはきわめて困難です。 今回のように、特定の道路も無いような荒野では、地図はあまり役立たないだろうと判断して、折り畳んでポケットにねじ込んでしまった。 | |
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スタートすると、やはり特定の道路はないようで、戦車の走った後と思われる戦車道がつながっているので、そこを目安に走る。戦車道には、疑似地雷と思われる土盛りがあり、実戦を想定した訓練が行われていることがわかります。 スタート位置からは4番FOXの信号が一番強いので、まずはそこを目指すこととした。しかし、信号は強力であったが、距離はかなり遠く2km以上走ってゲット。しかし、後でこのFOXはゴールから一番遠いため、捨てるべきでした。 次に強力なのが3番FOXであるため、迷わずそこに向かって走るが、やはり障害物もない場所であるためかなり遠く、走っても走ってもたどり着けない。3kmほど走ってやっと見つけたが、どうも途中で1番FOXを通り越してしまったようです。 通り越した1番を取りに向かうが、太いススキに遮られ直進できないため、枯れ川を走るがなかなか見つけることができない。時計を見ると、なんとあと30分しか時間がない。これでは、ゴールする事も難しい。あきらめてゴールに向かうことにしました。 この大会のもう一つの特徴は、「ゴールビーコンが無く5番FOXがゴール」ということです。従って、OTクラスの私は4個のFOXを見つければよいのですが、5番+任意の3個ということです。 天候に恵まれたため、とにかく暑く脱水症状になりながらも、ゴールの5番FOXをまっしぐらに目指すのですが、これも遠く、測向値では演習場敷地の遙か西はずれのようです。戦車道を3kmほど走るとゴールの横断幕が見えました。道路をはずれショートカットで向かうと、なんと水の枯れた深さ5m程の用水路に行き場を遮られたが、運良く近くに梯子が付けてあり何とか通り越すことができました。 ゴールしたときには1時間54分を回っていた。制限時間ぎりぎりで、3日個という不本意な結果でした。 |
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ゴール位置から自衛隊基地までは、例によって兵員輸送トラックの送迎です。 結果が貼り出されましたが、入賞した選手は、やはり実績のある方が上位を占めています。 |