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1998.8.20一部変更加筆しました。

PentiamUマシンの出会い

 平成10年3月、我が家にDLLコンピュータの最高速マシンXPS−D300がやってきた。PenU 300MHzさすがに早く、Windows98も10秒程で立ち上がる。

 こうなってくると、今まで使用していたノートパソコンPC−9821Lt(486DX2 50MHz)が遅く感じてしまう。いや、遅いどころか、新幹線と鈍行の違い以上に感じてしまう。

 こちらのOSはWindows95であるが、アプリケーションはそれなりのものがインストールしてあるため、さほどのストレスは感じなかったが、この際DELLと同じ最新バージョンにUPしたくなってしまうのは当然である。                                         

CPU換装 

 Niftyの掲示板でCPUの換装を扱う業者の広告がUPされているのを思い出し、早速確認すると、3社ほどがコンスタントに出している。価格は、一番安いところが、25,000円となっている。

 内容は、どの業者も同じ内容で、インテル486DX2をAMD社のAM5x86P75に交換するという内容である。クロックは133MHzであるが、ペンティアム75MHz相当の早さと言うことらしい。

 一番安かった業者にメールで確認すると、宅配便で送付すれば到着後、翌日には返送可能と言うことである。一応信用して送ってみると翌日には電話があり、換装完了したので送金して欲しいとのこと。即日、銀行振込で送金すると、翌日には届いていた。
 本日8月19日、CQ誌を購入して付録のインターネットアドレスブックを見ていたら、広告欄になんと19,800円で換装を行う業者がいる!アカシ無線という埼玉県のハムショップである。      

確認

 動作試験は、問題ない。スピードも格段にはやくなっているような気がする。裏蓋に、見慣れない小さなねじが付いていた。確認のため、裏蓋を外してみると放熱板が取り付けられており、ふたを付けると丁度CPUにかぶさるようになっていた。放熱用のシリコングリスがベットリと付けてあり、かなり手慣れた改造である。

 QFPパッケージのCPU、AM5x86P75はとても素人の半田付けとは思えない。新品と遜色ない出来だ。取り外した、i486DX2は無傷で戻ってきた。再使用可能の状態であり、これも不思議なことに、半田がピンにこびりついているようなことはなく、黙っていれば新品で売れるかもしれない。  

  

メモリとハードディスクの交換

 CPUは早くなっても、メモリは16MB、ハードディスクは540MBでは、せっかくの換装が生きてこない。そこで、同じくNiftyの掲示板で、物色することにする。

 メモリ32MBが10,000円、2.1GBハードディスクが20,000と言うのを見つけ購入してしまう。あまり安くは無いが新品より格段に安い。

 取り外した16MBメモリと540MBハードディスクはそれぞれ、5,000円と6,000円で同じ掲示板で売却した。従って、差し引き19,000円の出費ですんだ。 

 これで、しばらくノートも現役で活躍できそうであるが、主役の場はDELLに取られ、サブ機とモバイル用、つまり移動とコンテスト用に活躍している。