PCMCIAカードアダプタの取付け

 ノートパソコンとのデータ交換デジタルカメラのスマートメディア等からデータを取り込む場合、ディスクトップ機でPCMCIAカードが使用できると何かと便利です。そこで、最近安価に入手できるPCMCIAアダプタをディスクトップ機に取り付けてみることにしました。

PCMCIAアダプタ

 PCカードの老舗、Ratok社から発売されているPCMCIAアダプタを大須の九十九無線で見つけた。14,000円位で、安いかどうか分からないが衝動買いしてしまった。
 この、アダプタは3,5インチベイに取り付けするタイプで、インターフェースは
ISAバスに接続するようになっている。ISAインターフェースボードがセットとなっており、2組のフラットケーブルで接続するようになっている。
 カードは、2枚まで接続が可能で、Type3のハードディスクカードを上部のスロットに差せば、他にType2のカードも同時に装着できる。

ISAスロットが空いてない!
 
ここで、大変な事に気が付いた。取り付けようとパソコンのケースを開けると、なんとISAスロットの空きがないではないか。DELL機のISAスロットは2つで、Modem基板とAWE64サウンドカードが占拠している。
 そこで、とりあえず実害のないところで、
サウンドカードを外してそこに装着することにした。あとで、これが原因で頭を悩ませることとなるとは、このときは夢にも思わなかった。
 アダプタとカードをセットして、ドライバをインストールすると、ノートパソコンでおなじみのピポッという音と共にカードを認識する。なかなか、便利な使い勝手である。ベゼル面のイジェクトボタンもいい感じで、カードを差し込んで、認識中はランプがつくようになっているのも、安心できる。

メモリーカード
 
PCMCIAのカードは、ノート用でインターフェース関係のカードも持っているが、このデスクトップ用で使用するのは事実上メモリーカードだけと思う。
 もともとの動機は、ノートパソコンとのデータ交換とデジタルカメラからのデータ入力である。左の写真は、上がハギワラシスコム製のスマートメディアとMELCO製のスマートメディアアダプタ、下がEPSON製のフラッシュメモリーカードである。
    

フラッシュパス
 
PCMCIAカードとは関係ないが、これがフジフィルム社製のフラッシュパスである。
 スマートメディアを左の切り欠きの所に差し込んで、フロッピーディスクドライブでデータを読み込むという物である。
 PCMCIAカードアダプタがない頃は、これを愛用していたのだが、スピードが遅く、大きなファイルを扱うとハングアップしてしまい、使い勝手は良くない。最近は、ほとんど使用することはなく、予備品となってしまった。