1/200  戦艦  伊勢 (いせ) 

伊勢神宮の遷宮が行われましたが それとは無関係に 「伊勢」 を作ることになりました    航空戦艦に大改装後の 図面がなかなか入手できず 学研 歴史群像太平洋戦争シリーズ 26 伊勢型戦艦 の添付図面を使いましたが これだけで はとても使える資料ではありません  資料不足のまま製作開始しました 改装前の状態は 故 亀井 新さんの写真(保存会 機関紙 連合艦隊)を教科書にしました

学研  太平洋戦争シリーズ 26 伊勢型戦艦  の折込図面

いつものとおり 正面線図をパソコンで縮尺1/200に直し ベニア板に 貼り付ける

「フレーム」(肋骨)を糸鋸で切り抜き 竜骨に仮置きしてみる

製作開始 2013−11   完成 2014−8

甲板側にも補強用の角材を接着する

作業台と 「伊勢」の骨組み

船首部分の角材ブロックの(例のとおり 非常に小さい)軽量化が図れた

船尾の飛行甲板 取り付け骨組み

船尾のブロック

飛行甲板のバルジ部分 

船底をヒノキ角材で張る 

甲板を1mm×1mmのヒノキ角材を張る 片面に油性マジックインキで黒塗りする

1mm×1mmの角材は当地では入手できず 名古屋の「東急ハンズ」まで買い出し

飛行甲板の大きさを知る為 紙で作って見る

艦橋の製作開始  資料が乏しく 苦戦を覚悟

煙突回りを少し 製作   手前は同時進行中の戦時急造駆逐艦 「橘」

後部艦橋   ここも資料が少なく 修正が必要

資料不足のまま とりあえず 主要部品を仮置き

船体は ほぼ 完成

木工パテで修整

艦橋の形が出来上がって きました

12.7cm連装高角砲を作る

実写真と比較して 大きな違いがないか確認

飛行甲板を0.5mm厚のアルミ板で作り さらに  0.5mmのプラ板を接着 バイメタル状になって反り上がるのが心配 エレベーター部分を切り抜く

飛行甲板に搬送レールを作る・・・・が 大きな間違い  早々に撤去 再製作 

「伊勢」は 艦上爆撃機 「彗星」 を搭載していた  脚のある艦上機が甲板を移動する為には 搬送レールが飛び出していたのでは タキシング移動ができない

船首部分の木甲板 張り 完了

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「搬送レール」を埋設式にした状態に修整した 

飛行甲板裏に「般若心経」を写経した

後部マストを製作

撮影 2014-1-25   あとでバルジの形状が違うことを発見

艦橋最高部に21号電波探知機

主砲は4mmφのアルミパイプ 銃身先端に3mmφの銅パイプを差込む

左側は 駆逐艦「橘」

飛行甲板は0.5mm厚のアルミ板で製作

手前は駆逐艦「橘」

撮影 2014-2-8   砲塔周辺を製作  梯子をつける

艦橋後ろに梯子を仮つけ

はんだつけ で作った梯子  0.3mmの黄銅線を使用

撮影2014-2-27   艦載艇を作る 

艦載艇を仮置きしてみる

艦橋 煙突回り はほぼ完成

飛行甲板はまだ未加工   彗星と なぜか 飛燕

3番、4番砲塔 と カタパルトは1式2号11型 

撮影 2014-2-27

艦載艇の昇降用クレーンのブームは3mmφアルミ

船体側面のバルジ形状に間違い発見 3mm厚のアガチス材 を当て木する

バルジを修整 再塗装

実写真と比較して 違いがないか を確認

船尾の噴進砲の発射台を製作

後部艦橋 細部を作り直した

艦橋を塗装 

副砲を取外した跡を製作

ほぼ塗装完了

艦尾の艦載機収用クレーン

後部マストの 13号電探は資料によると 取り付けられてない

4番砲身に外とう砲を製作  3番は未完成

舷側の3連装機銃は未完成

長官艇(内火艇)を製作   ビルジキルーも艦底色もなし

飛行甲板に艦載機(艦上機と呼ぶのかも)整列

カッター  クリンカー張りは画用紙を張り合わせる

飛行機を作る (フロートのある水上機は艦載機と呼ぶ)         詳細はこちら

内火艇の甲板は プリンターで印刷した紙を貼り付けた

撮影 2014-10-12   完成!! 

バルジを修正した状態

撮影 2014-10-12

カタパルト上は 瑞雲

彗星 と 天山  魚雷をつけてカタパルトから射出されることは ない

海軍では 航空母艦の甲板から発着艦する飛行機を 「艦上機」と呼び(着艦フックを持つ)
カタパルトから発進する フロートつき水上機を「艦載機」と 言って区別していた

飛行機名の読み方  飛行機アラカルト  (保存会機関紙「連合艦隊」より抜粋