ぶらり日記「大須電気街」 Vol.1

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 大須の電気街は定期的に巡回してます。勿論、買う物なんてそんなにありませんが、ついつい足が向いてしまうんです。

 7月26日(日)

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 特に用事もないため大須電気街をぶらつくことにした。多治見市の自宅からは、JR中央線と地下鉄を乗り継いで約45分。地下鉄は上前津駅12番出口が便利である。

 駅地下街のグッドウィルは閉店してしまっていた。いつ見てもお客さんの姿が無かったのが思い浮かぶ。1年ももたなかった短命の店舗であった。

 写真は、地下鉄名城線2000系インバータ車両

win98inf.jpg  第一アメ横ビル横では、大きな立体駐車場を建設中でした。また、その前の大津通りに面したところでは、7月25日に発売されたWindows98のインフォメーションセンターが出来ている。パソコンメーカとマイクロソフト社が共同で開設した臨時のセットアップ相談窓口である。
 期間中無料でセットアップや機能等のサポートに応じてくれるもので、大変親切な企画である。
 早速、私もFAT32とFAT16の互換性についてMicrosoft社のお姉さんに質問してしまった。
dai1ame.jpg  第一アメ横ビルは、日曜日とあってさすがに人があふれている。ここは、秋葉原のラジオストアーの大須版といったところで、2階建てのフロアーには小さな店構えのテナントが所狭しと並んでいる。中央より北側が雑貨店、南側が電気店となっている。
 電気店は、家電、パソコン、パーツ、ジャンク、無線機などバラエティーに富んでいる。
 ここも、テナントの出入りが激しく、半年も経つとびっくりするほど替わっている。

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 第一アメ横ビル2Fの一番東側にあるのが、このボントンラジオというお店です。ここは、いわゆるジャンク店で、たまに掘り出し物が出るため、大須巡回では見逃せないポイントです。
 各メーカのTVリモコンが1,000円、携帯電話ケースが100円で売っていた。

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 2Fのこの店は、以前、新栄町で小坂井電機というジャンク屋を経営していたJA2RX小坂井OMのお店です。とにかく汚いお店で、天井まで積み上げたガラクタのなかでOMがハンダゴテを握っていたのですが、今日行ってみるとすっかりかたずいているではありませんか。
 マニアッチクなレトロラジオや真空管などが綺麗に並べてあり、OMの息子らしき人が店番をしていました。

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 東海地方のアマチュア無線家が通った「カトー無線」が数ヶ月前に消滅した。名古屋の大手電気店の「栄電社」、「仲野無線」がアマチュア無線部門から撤退し、最後までHAMフロアー残していてくれた「カトー無線」にいたっては屋号ごと無くなってしまった。

 パーツフロアーのあった階をのぞいてみると、パーツ処分セールをやっていた。すべて半額と書いた掲示があったが、めぼしいものは全く残って無く、閑散としていた。  

 無線人口が減り、自作派はもっと減っている。不況期の昨今、企業が生き残るためには、いたしかたないかもしれないが、それにしても残念である。

 大須巡回のスポットが一つ減った。

 真新しい、「マツヤデンキ」の看板が何故か恨めしい。


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