表紙

144MHz競技

3.5MHz競技

セレモニー

番外編

韓国製 2 BAND ARDF用送信機

写真のように、全体のイメージはミズホ製ににている。
しかし、このTXは、なんと3.5MHz、144MHzの2バンドARDF専用送信機なのである。
左上のBNCコネクタが144MHz、右上の赤いターミナルが3.5MHzのアンテナ接続用。
右中央の黒いつまみがTX番号設定用ロータリースイッチ、メータ下の2つの押しボタンスイッチのうち片方がリセットスイッチ、もう1つは不明。
下に2つのスライドスイッチが見えるが、左側が3.5-OFF-144の切り替え、右は不明。
メータはパワーの確認ができる。電源は、内蔵のされているのでよく分からないが、乾電池のようであった。

この送信機の特徴は、リセットスイッチの考え方にある。
ミズホ製は、装置全体の電源を入れてからリセットスイッチを押し、ディレータイマ(最大40分)の設定時間以内に現場設置を終えるという考え方である。

一方、韓国製の方は、ディレータイマ自体がない。電源スイッチがOFFでもタイマ回路は常時動作しており、電源OFFの状態でリセットをかけるという使用方法である。タイマ回路自体の消費電力は乾電池の自己放電よりも少ないでしょうから、合理的な考え方である。
現場に、配置してから電源をONすることにより、送信回路の電源が入り送信可能状態となる。今回は、スタート準備が終ったタイミングで無線で連絡があり、一斉に電源ONとしていた。
実際に配置を経験してみると分かるのだが、ディレータイマの40分が短いのです。この方法なら、40分を気にすることもないし、アンテナを付ける前に送信状態となってしまうこともない。

写真のようなキャリングバッグに収納されていた。

韓国製ARDF受信機

韓国には、以前からAE-2という3エレのARDF用受信機があったが、これはその改良版であろうか?
名称は「TOP GUN 2M」というもので、国際規格のAMモード用の物である。
アンテナエレメントは、主流のスケール用鋼板を使用したフレキシブルタイプで申し分ないが、重量が少し重い印象を受けた。
感度、指向共まあまあの使用感であった。

JA選手が、ジャンク市で販売されていた物を買い占めていたので、国内各地の大会で見ることができると思う。