最初に戻る

セレモニー

144MHz競技

3.5MHz競技

競技機材

宿舎での行事

スロバキアの様子

スナップ集

宿舎での行事

資格審査


実行委員会貸切のホテル

 我々が、ホテルに到着するやいなや選手のパスポートが実行委員によって回収された。初めは、なぜパスポートが必要なのか分からなかったが、その翌日、とんでもない事件によってその理由が明らかとなった。

 翌日、開会式が終わり、夜も更けてきた時、一人の現地実行委員が私とチームリーダーの有坂氏の部屋へ駆け込んできた。カテゴリーM60(60歳以上)にエントリーした3人の内、2名が資格が無いというのだ。生年月日をパスポートで確認したところ、彼らは50代であるという。選考したJARL、選考された本人にしても当然気づかなければならないと思うのだが、全くあきれるようなミスだ。
 M50は、既に3人のエントリーがあるため、1人しかエントリーしていないM21(21歳以上)に変更して、なんとか参加できずに帰るという最悪の事態は免れた。

 競技の技術以前の問題であり、JARL担当者、競技者のいっそうのスキルアップを期待するものである。

 審判員会議


チーム代表者・審判員合同会議
宿舎になったホテルでは、大きく分けて次の3つの会議が連日開催された。
@ 審判員会議
今回の競技大会のルールや結果の判定などを行う会議であり、今回の大会の決定機関である。

A チーム代表者・審判員合同会議
大会の注意事項やルールなどを発表し、公表する会議である。

B ARDFワーキング・グループ会議
今後のARDFのルールに関する検討、各世界大会や各Reg大会等の国際大会の日程調整等を話し合う会議。

会議は、基本的に英語で行われるため、英語が理解できないと参加できない。

表彰式

          
144MHz表彰式


3.5MHz表彰式
 144MHzおよび3.5MHzの表彰式は、競技終了後の夜間に行われた。144MHzはホテルの中庭で、3.5MHzは雨天のため急遽ホテルの体育館で行われた。表彰式は、国旗が乱舞し歓声や鳴り物で非常ににぎやかである。
 日本は、唯一D50(女性50代)のカテゴリーで両種目とも3位入賞を得ることが出来た。残念ながら、個人戦及び他の団体戦では賞には遠く及ばず、世界の壁の厚いことをここでも思い知らされた。

閉会式・交流会


ホテルの食堂での交流会


ドイツからの参加者と記念撮影
 閉会式は、開会式のようなかしこまった挨拶や出し物はほとんどなく、競技者、役員、実行委員がテーブルを囲むディナーパーティーである。ここでは、各国の参加者がプレゼントの交換をしたり、自由に話をして交流を深める場所となる。何回も派遣選手に選ばれていると、なつかしく再会できる場所でもある。
 いつしかダンスや歌が始まり、別れを惜しむように夜遅くまで国際交流は続く。

特設記念局 OM9FOX

ホテル内には、特設局OM9FOXが開設されていた。この局は、外国人が自由に運用できる取扱がなされているようで、免許証の提示等の手続きは全くすることなく運用が可能であった。

運用可能周波数は、アンテナの関係でHFの7MHz以上のバンドが運用可能であったが、実際に運用できるのは、現地時間の夕刻のみに限られるため、残念ながらJAとは交信できなかったようである。

私も、1時間ほど運用したが、交信できたのはヨーロッパのみであった。

大会記念品販売

 ホテルのロビーでは、大会記念品の販売が行われていた。

 帽子、缶ジュース、Tシャツ入りの筒、グラス、バッグの全てに今回の大会のロゴが入っている。バッグは、販売品ではなく、審判員の書類現地携行用のバッグとしていただいた物である。

 関心したのは、缶ジュースにARDFのデザインを印刷したことだ。このジュースは、役員及び選手の昼の弁当に付いていた。製造は、お隣のチェコ製と書いてあったが、1000〜2000本くらい特注で印刷したと思われるが、非常に高い物に付いたに違いない。

 とりあえず、記念に飲まずに日本まで持ち帰ったが、プレミアは付きそうにない。